妖力を持つ少年・唯壱(ゆいち)は、亡き師匠・一路葉(いろは)が遺した手記を探すため、猫の妖・咲(しょう)と共に旅に出る。 辛い過去から人間と向き合うことを避けてきた唯壱だったが、 旅先で出会う人々や妖の温かさに触れ、徐々に心を溶かしていく。 師匠が唯壱に伝えたかったメッセージとは…? イラストレーター、花守が送る、儚くも麗しい妖怪譚、スタート。